浄水器は濾過方法によって性能が異なる

水道水の味やニオイが気になるということで、浄水器の設置を希望されている方も少なくありません。

特にマンションなどの給水塔から配水されている家庭や、比較的水源の質が低い地域の水道水などは、不純物やカルキ臭が気になるということも多く聞かれます。そこで家庭用の浄水器が人気を集めており、水のニオイが取れて美味しくなったという声や、安心して飲める水道水となって嬉しいといった声も多く寄せられています。濾過をする方法については各製品ともフィルター上のものに水道水を通過させることで、さまざまな物質を除去したり吸着したりする仕組みとなっていますが、高価な製品になると濾過するフィルターの性能がアップします。最高級レベルの製品に使用されているフィルターは、工業的にも利用されている逆浸透膜で、水道水に含まれる不純物の吸着力は圧倒的に高く澄みきった水にまで濾過し切ることが可能です。またリーズナルな価格のカードリッジ交換タイプでは、活性炭や細い繊維をより合わせたフィルターを使用しているケースが多く見られます。逆浸透膜と比較すると濾過能力は一歩譲りますが、濾過スピードやコストの面でアドバンテージがあります。一般家庭用の浄水器ではこのカードリッジ交換タイプが最も人気あります。カードリッジ交換タイプには卓上型のポット式と蛇口直結タイプがあります。持ち運びをしたり冷蔵庫で浄水を冷やして飲んだりするという使い方を希望する人はポット式、調理に多く使いたいという方は蛇口直結タイプを選ぶと良いでしょう。